しんぶん赤旗

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2018年4月26日(木)

“新基地必ず止める”

辺野古護岸工事1年 海上座り込み

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(写真)「必ず工事を止めよう」と頑張ろう三唱する人たち=25日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄県名護市のヘリ基地反対協議会は、新基地建設護岸工事が始まって1年となる25日、「4・25海上座り込み」行動に取り組みました。

 午前7時からメンバーが集まり、8時半にカヌー83隻、船11隻の128人が出航しました。埋め立て予定地の南端、K3護岸付近の海上に集結し「サンゴを殺すな」と書いたプラカードを掲げ、「戦争する、人を殺す基地はいらない」と訴えました。

 海上行動中、採石を海に投下するたびにガラガラという音が響きわたり、海上保安官がカヌーの人たちを次々拘束していきました。

 ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「海を壊す者を守り、“海を守れ”という者を取り締まる。逆ではないか。海保は本来の職務に戻れ」とマイクで訴えました。

 午後は辺野古の浜で270人が集会を開きました。カヌーで抗議した、うるま市の会社員(43)が「どうしても止めたい。子どもの命を守りたい。絶対にあきらめない」と発言しました。

 名護市の仲村善幸市議は「たたかいで不当性をあきらかにし、翁長雄志知事が行う撤回を後押しし、ガタガタになっている安倍政権を倒そう」と決意を述べました。

 辺野古ゲート前では23日から連続6日間集中行動が行われていて、23、24日は、それぞれ約700人が参加。25日は約800人が座り込みました。県警機動隊などが強制排除を実施し、抗議行動に参加していた稲嶺進前名護市長も強制排除されました。稲嶺氏はその後「全国、世界が応援している。あきらめずに頑張ろう」と発言しました。


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