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日本共産党

2018年4月23日(月)

安心して暮らせる浜通りに

復興願うつどい開催

福島・楢葉町

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(写真)熱のこもった演奏を見せる「ならは天神太鼓うしお会」のメンバー=22日、福島県楢葉町

 東日本大震災・原発事故に伴う避難指示が解除されて2年7カ月余の福島県楢葉町で22日、「浜通り復興のつどい」が開かれ、約150人が参加しました。実行委員会の主催で2回目。富岡、楢葉、広野3町と、いわき市が後援しました。

 実行委員会代表の1人で浜通り復興共同センターの能戸俊輔代表は「原発、除染で働く作業員も含め住民が安心して暮らせる浜通りを創りたい」と訴えました。

 会場の大広間では、和太鼓演奏や舞踊、うたごえなど盛況。県外から「音だまくらぶ」(長野)、「南部合唱団」(東京)が応援し、いわき総合高校生徒らのフラダンスに声援が寄せられました。

 24年前に子ども中心に結成され、原発事故でばらばらになったため再募集して再開した「ならは天神太鼓うしお会」から13人が参加。「天響(天に響け)」などを力強く演奏。昨年代表に就任した牧ノ原沙友里(まきのはら・さゆり)さん(30)は「昨年3月に町内で復活コンサートを開きました。町の復興、PRにもなればいい」と話しました。

 会場では生活相談や被ばく線量測定のコーナーなども設置。玄関前では東京土建一般労組板橋支部の組合員たちが包丁研ぎや木工工作に汗を流しました。


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