2018年4月17日(火)
アジア枠組み関与を
武田氏に日本外交で参考人
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日本共産党の武田良介参院議員は11日の国際経済・外交調査会で、アジア外交に関わって、アジア政党国際会議について参考人に質問しました。
大庭三枝東京理科大学教授は「政党間の関係はさまざまな制約を超えた連携が可能」とし、「各国の知見を交換し合い、民主主義や人権の推進について刺激をしあう重要な枠組み」と述べました。
武田氏は、アジア政党国際会議で日本共産党が核兵器のない世界と繰り返し発言してきたことを紹介。日本に求められる外交について質問しました。
大庭氏は「従来日本がやってきた2国間アプローチ、日米関係に非常に多く比重を置くということだけでは、日本の外交が難しい。アジアが自発的に自分たちの共通の課題を話す枠組みに日本が積極的に関与して、そこでイニシアチブを取っていくことが今後非常に重要」と述べました。