2018年4月14日(土)
セクハラなら福田次官更迭を
超党派女性議員 財務省に
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財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返した疑惑について超党派の女性議員11人が13日、同省を訪れ、上野賢一郎副大臣に調査し事実であれば更迭するよう申し入れました。上野氏は「(麻生太郎)財務相に伝える」とだけ答えました。日本共産党から畑野君枝衆院議員、吉良よし子参院議員が参加しました。
申し入れ書は、麻生財務相が緊張感を持つよう注意したことも「的外れ」と批判。「セクハラ発言、ならびに大臣の対応は女性一般に対する軽視である」と指摘しました。
女性議員だけで申し入れたことに社民党の福島瑞穂参院議員は「女性記者が声をあげた。とりわけ女性議員が無視することはできない。応援しなければならない」と説明。立憲民主党の阿部知子衆院議員は「私的な時間であっても何をしてもいいわけではない。力におごった安倍政権の体質そのものだ」と批判しました。また「(国会では)男性議員も『恥ずかしい』と質問している」「(人権意識で)世界水準の国になるために一緒にこの国を変える運動を」などの発言がありました。