2018年4月11日(水)
隠蔽・改ざん・捏造 全て安倍政治の核心部分で起きている大問題
小池書記局長が会見
日本共産党の小池晃書記局長は10日、国会内での会見で、安倍晋三政権のもとで改ざん、隠蔽(いんぺい)、捏造(ねつぞう)という国政の土台を揺るがす大問題が噴出していることについて「全て安倍政治の核心に関わる部分で起きている問題だ」と指摘し、「徹底的に追及し、本腰を入れて全力で安倍政権を倒す野党の構えをつくっていく」と表明しました。
小池氏は、自衛隊がイラク「日報」を隠蔽していた問題について、憲法に反して「海外に自衛隊を出していく安倍政権の大きな方針との関係で日報が出てきたら困る。だから隠した」と指摘しました。「森友・加計」疑惑についても「安倍首相あるいは首相夫人の疑惑であり、首相自らの進退に関わる問題だから隠さざるを得なかった」と強調。さらに安倍政権が「働き方改革」を目玉政策に掲げるもとで、裁量労働制をめぐるデータ捏造に至った問題にも言及しました。
小池氏は「これを認めてしまったら安倍政権自体が倒れるという安倍政治の核心に関わる問題で疑惑が出ている。だからこそ必死に覆い隠すため、全て隠蔽する態度にでてきている」と述べ、これらの問題を徹底的に追及し、野党が結束して安倍政権打倒に全力をつくしていく決意を表明しました。