2018年4月7日(土)
京都から日本変えよう
知事選あす投票 福山候補訴え
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最終盤を迎えた京都府知事選(8日投票)で、日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民でつくる「つなぐ京都」の福山和人候補(57)=弁護士=が、自民党などが担ぐ西脇隆俊候補(62)=前復興事務次官、元国土交通審議官=を猛追しています。福山候補は6日、経済評論家の佐高信(まこと)氏らの応援を受け「もう、安倍政権にあきあきしたというみなさん。京都から政治を変えましょう」と訴えました。
京都市左京区で、知事選を「日本を変える機会だ」と述べた佐高氏は、安倍政権の下で官僚が国民ではなく政権を見ている中、政権言いなりの元官僚候補では京都はよくならないと指摘。「京都をよくするのは福山さんだけ。京都からまともな政治を取り戻そう」と呼びかけました。
福山候補は「『国との太いパイプ』を強調する40年の官僚府政の下で府民とのパイプが詰まり、府民が求めるくらしの応援が後回しにされてきた」と批判。老人医療助成制度の負担軽減、中学卒業までの子ども医療費無料化、全員制の中学校給食などの公約は約80億円(府予算の0・9%)で実現可能だとし、「知事に大切なのは府民とのパイプだ」と力を込めました。
福山候補はまた、森友問題などで安倍政権に不満を持つ保守層から支持が寄せられていると述べ「くらしをよくしたい、ウソのない正直な政治をしたいという願いを、どうか私に託してください」と訴えました。
「つなぐ京都」呼びかけ人の西郷南海子(みなこ)さんが司会を務めました。