しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月6日(金)

オスプレイ横田配備での外務省隠ぺい

二重に許し難い対応

志位氏が批判

 日本共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、米空軍CV22オスプレイ5機の米軍横田基地(東京都)への配備について、「オスプレイはこの間、沖縄でも墜落事故が起き、さまざまなインシデント(事件)を繰り返しており、たいへん危険な軍用機であることは事実が証明している。これを首都圏の横田にも配備するのはもとより断固反対だ」と表明しました。

 志位氏はさらに、横田への配備前倒しを米側が日本政府に通報したのは3月16日だったこと(在日米軍と防衛省は4月3日発表)に言及。「米側から通知があって3週間、外務省は隠し、国民、地域住民にも自治体にも一切知らせなかった。これは二重に許し難い対応だ」と批判しました。

 志位氏は、「沖縄(への配備)の場合は、ともかくも米側からの通知の日に発表した。今回の場合は、オスプレイが港に到着したその日になって初めて公表した」と指摘。「米側から調整が整うまで公表を控えるよう要請された」(河野太郎外相)との政府の弁明について、「『米側の都合』で全部黙っているということになる。外務省の重大な隠ぺいの態度だ」と強調し、「この点でも絶対に(配備を)認めるわけにいかない。地元自治体からも厳しい批判が出ているのは当然だ」と述べました。


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