2018年3月18日(日)
3300人「原発ゼロに」
熱気の福島県民集会・岩渕参院議員ら激励
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「原発のない福島を!」と、東日本大震災・東京電力福島第1原発事故の翌2012年から毎年3月に開催されている県民大集会が17日、福島県楢葉町(ならはまち)の天神岬スポーツ公園で開かれました。ふくしま復興共同センターなども入った幅広い実行委員会主催の集会には、県内外から3300人が参加しました。日本共産党の岩渕友参院議員らも参加者を激励しました。
角田政志実行委員長が「原発のない福島、原発のない社会をつくっていこう」とあいさつ。さようなら原発1000万人署名市民の会呼びかけ人の鎌田慧氏が連帯あいさつし、「原発はもう決着がついている。ウソっぱちの(推進)論理が破たんしても原発を維持し、輸出しようという安倍政権は認められない」と強調しました。
原発事故被害に苦しむ県民が発言。浪江町津島地区の原発訴訟原告団の一人、三瓶春江さんは、「私たちは以前の生活に戻っていないのに、なぜ何事もなかったかのように原発を再稼働できるのか理解できない。原発のない日本、世界になるようがんばりましょう」と訴えました。
郡山市から参加した男性(63)は「自分の子ども、孫たちにこういう思いをさせたくない。私も原発ゼロを訴えていきたい」と話しました。