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2018年3月13日(火)

安倍内閣は総辞職を 官邸前抗議

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(写真)安倍内閣へ怒りの声を上げる人たち=12日、首相官邸前

 安倍内閣の総辞職を求める国民の怒りの声が全国各地で広がっています。首相官邸前では12日夜、市民有志が緊急抗議を呼びかけました。身動きが取れなくなるほど多くの人が官邸前に駆けつけ、「改ざんするな」「安倍政権は全員やめろ」「佐川じゃなくて、麻生がやめろ」「責任とれよ」のコールと、ドラムの音が鳴り響きました。

 「国民なめるな」「国家的大犯罪」などと書かれたプラカードが掲げられた官邸前。学生や子どもを連れた人、仕事終わりの会社員も目立ち、「こんな政治は誰が考えてもおかしい。安倍政権は責任をとるべきだ」と語りました。

 抗議の冒頭にマイクを握った、大学院生の諏訪原健さんは「森友学園」問題にかかわる公文書改ざんについて「安倍首相は、自分か夫人が関係していたらやめるといったじゃないですか。民主主義の根幹にかかわる問題です。絶対に許せません」と語りました。

 横浜市から参加した男性(18)は4月から大学生。「今は怒るときです。黙っていられない。下の人間に責任を押し付けて終わらせるわけにはいきません。安倍首相は責任をとれといいたい」

 東京都江戸川区の女性(68)は、「とんでもない政治です。ひとりでも多くの人と一緒に、『私たちは怒っている』と声をだしていきたい」と話しました。

 野党各党の国会議員が参加し、日本共産党から宮本岳志衆院議員がスピーチしました。


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