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2018年3月5日(月)

奨学金返済苦 解決を

畑野氏が「対策会議」と懇談

 奨学金の返済に苦しむ人が増加している問題の解決にむけ、日本共産党の畑野君枝衆院議員は2日、衆院第2議員会館で、奨学金問題対策全国会議事務局長の岩重佳治弁護士と懇談しました。

 畑野議員は、「現在の給付型奨学金制度では、ごくわずかの人しか給付を受けられません。奨学金返済に苦しむ人たちの問題を解決することは、多数の学生が利用している貸与型奨学金を安心して利用できるよう改善するためにも必要です」と提起しました。

 岩重弁護士は相談事例を紹介しながら、「経済的に苦しい人の返済猶予期間が10年に延長されましたが、その猶予期限が2019年に迫っています」と期限延長など対策の必要性を強調。「家族が奨学金を借りる保証人になっており、負担が重い」と保証人の救済策や、「返済額の所得連動制度は、無収入でも一定額の返済が求められるうえ、長期間にわたって返し続けなくてはならない」と問題点を指摘しました。


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