秘密保護法 - カクサン奮闘記!

「集団的自衛権」のお話

秘密ホゴッホ

秘密保護法の成立とともに生まれた謎のゴリラ。
ホゴホゴ咳き込みながら、自身のことは一切語らない秘密主義者である一方、大きな耳で個人のプライバシーを聞きまくるいやらしいわるキャラ。
頭の保護ヘルメットを外したところも他人に見せたことがなく、そうとう蒸れていると思われる。

カクサン奮闘記!⑧

「秘密保護法」

知ってるべか?あのゴリラ。
ただのゴリラじゃねーべ。秘密ホゴッホ。
ホゴホゴ咳き込みながら秘密にしたい
ことを隠し通し、あの大きな耳で
国民のプライバシーを聞きまくる、
とんでもね~わるキャラだっぺ。
あいつの正体は秘密保護法。
生まれたのは去年の12月で、1年間の準備期間のあと、
この12月10日から、いよいよ暴れ出そうっつうハラなんだべさ。

秘密保護法のもとでは、国民には「何が秘密かも秘密」にされる。で、それを知ろうとしたというカドで逮捕されたり罰せられたりする。「国防のため」「テロを防ぐため」―そんな口実で政府が「秘密」と決めれば、国会議員もジャーナリストも、ほぼ永久にそれを知ることはできねえ。でも、政府が信用できるか? 3・11原発事故のとき、この国は、国民にウソをつくって思い知ったべさ。

国の秘密は隠される一方、国民の秘密=プライバシーは丸裸よ。公務員やら官庁に出入りする業者が「秘密」に接触する可能性があるべ? だから「こいつにそういう仕事を任せていいか調べる」っつう名目で“身体検査”がされるのよ。酒ぐせ、借金のあるなしから始まって、思想・信条、交友関係…家族や友人にも調べは及ぶのよ。

おらのじいちゃんは言うんだべさ、「戦前の日本に似てきた」って。一部の権力者が情報を独占して、国民をコントロールして、戦争へ、戦争へと導いてった。戦争中はお米もみーんなお上に召し上げられて、戦場で兵隊さんたちのものになっちまった。アベ首相がいう「この道」は、「いつかきた道」。そんなのおらイヤだ。

共産党は国会で秘密保護法廃止法案を出した。さすが、自由も民主主義もなかった戦前から反戦平和、国民主権を掲げてきた党だべさ。選挙で大きくせにゃ。自由と平和を愛する皆の衆!秘密保護法を廃止に追い込むたたかいを、広げるべ! そんで、あのわるキャラ「秘密ホゴッホ!」を
追い出すべー!

カクサン奮闘記!