集団的自衛権 - カクサン奮闘記!

「集団的自衛権」のお話

集団的自衛犬

“じえい〜、じえい〜”という鳴き声で 「自衛」を主張し、兵器らしき 筒を背負って国民をおびやかすずる賢い兄弟犬。ポーケン師匠の近所に住むアベ家で飼われているらしい。

カクサン奮闘記!⑦

「集団的自衛権」

とぅっ! わしは日本国憲法制定と
時を同じくして生まれた
ポーケン師匠、67歳。
史上最強の拳法、
日本国拳法の使い手じゃ。

ん、なんだ・・・?「じえい~、じえい~」という鳴き声がむこうから聞こえてきたぞ。さては、アベ家で飼われておる「集団的自衛犬」じゃな。ぶっそうなものしょっておるし、うるさいの~っ!だいたい、「じえい~、じえい~」などと鳴いているが、今年の夏、安倍首相が国民の反対の声を押し切って決めた「集団的自衛権」は、日本の「自衛」とは何の関係もないぞよ!

自衛隊が海外に出て行って、アメリカといっしょに武力行使できるようにすることじゃ。アメリカが「テロとの戦い」を口実にアフガンやイラクでおこなったような戦争に、日本が協力することになるのじゃ。日本の若者が戦場に送られ、殺し殺されることになる。

改憲論者の人たちも、憲法の解釈を変えて自衛隊が海外の戦争に乗り出すことをきびしく批判し、今度の選挙で日本共産党への期待を述べる人もおるのじゃ。自衛隊員の家族も、「夫や息子は、戦争するために自衛隊に入ったのではない」と不安を強めておる。

もめごとや紛争は、武力の力でなく話し合いで解決するのが、いまの世界のながれじゃ。すでに東南アジアには、紛争を話し合いで解決する平和の枠組みができておる。それを北東アジアにも築く「構想」(*)を、日本共産党は提案しておるのじゃ。

おっ来たな、アベ家で飼いならされている集団的自衛犬どもめ! わが「日本国拳法奥義9条波」を受けてみよ!ホレーーーッ!ホネーーーッ!さぁ、あっち行ってろ、シッシッ!

*北東アジア平和協力構想
(1)紛争の平和解決のルールを定めた「友好協力条約」の締結
(2)北朝鮮問題を「6カ国協議」で解決
(3)領土問題の外交的解決をめざし、紛争をエスカレートさせない行動規範を結ぶ
(4)日本が過去におこなった侵略戦争と植民地支配の反省が土台に

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