経済3月

国民を欺く消費税増税論
TPP―米業界の対日要求
庶民感覚で経済の流れをみる

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縮む日本経済―消費税増税で底抜ける(2月14日付紙面を見る)

 内閣府が2月13日発表した2011年10~12月の国内総生産(GDP)速報値は、2四半期ぶりにマイナスとなりました。輸出の減少が主因で、いよいよ輸出主導の成長が限界に達しました。

政府「一体改革」大綱―経済・財政破たんの道(2月18日付紙面を見る)

 政府が2月17日閣議決定した「社会保障と税の一体改革」大綱は、消費税率を2014年4月に8%へ、15年10月に10%へ引き上げることを盛り込みました。将来的には、10%以上への引き上げにも道を開いています。

連載:消費税増税論のウソ

 日本経済や国民生活への重大な影響を省みず、消費税増税を強行するため、いかにも増税が不可避であるかのように国民を欺く議論が横行しています。その中に潜むもっともらしいウソやデマの一部を検証してみました。

 ①増税しないと財政破たん?(2月2日付紙面を見る)

 ②欧州のような危機になる?(2月3日付紙面を見る)

 ③将来世代にツケをまわす?(2月4日付)

 ④社会保障を支えるために?(2月7日付)

 ⑤欧州は高税率で社会保障?(2月9日付)

連載:業者に過酷、消費税増税―建設業にみる

 消費税は、多くの中小零細業者にとって「転嫁できない」税金です。自らの利益を削って消費税を納入する業者の苦境を、建設業にみました。

 ㊤給与も半分にして納税(2月17日付紙面を見る)

 ㊦払いきれず会社を閉鎖(2月18日付紙面を見る)

消費税10%、地方別の影響(2月15日付紙面を見る)

 政府・民主党が狙う「社会保障と税の一体改革」で消費税率が10%へ引き上げられたとすると、増税分5%でどれだけ負担が増えるか、都道府県別に負担増額を試算しました。

TPP―米業界ここまで対日要求(2月22日付紙面を見る)

 環太平洋連携協定(TPP)参加に向け、日米間の事前協議が開始されました。日本のTPP参加について米通商代表部(USTR)が公募した意見には、米業界の利己的対日要求が目白押しです。その特徴を見ました。

連載:日本のTPP参加、米国の要求―USTR公募意見から

 環太平洋連携協定(TPP)を考える資料として、日本のTPP参加について、米通商代表部(USTR)が公募した意見から、主なものを抜粋で紹介します。

 ①米国商工会議所(2月22日付紙面を見る)

 ②在日米国商工会議所(2月23日付紙面を見る)

国民生活から庶民感覚で経済の流れをみる

 新規に、「データは語る」(2月2日付2月9日付2月16日付2月23日付)のコーナーを設けました。さまざまなデータで経済の実相を読み解くと、ちょっと意外な事実も浮かび上がります。「経済の視点」(2月7日付、2月14日付2月21日付)は、ほとんど「常識」化している俗論に対し、国民の立場からの正論で経済の諸問題を考えます。このほか、経済面では、連載「けいざい四季報」で四半期ごとの世界と国内の経済の動きの特徴をまとめます。また、「けいざい そもそも」(1月31日付、2月21日付)と題して、経済の「いろは」に記者が足で迫ります。「気流」(2月16日付)は、財界や経済の特徴的な動向を追います。「けいざい長屋問答」(2月15日付)では、時事的経済問題を熊さんとご隠居が語り合います。いずれも、国民生活に軸足を置いて、経済の流れを追うことに努めています。経済用語を解説した「けいざいQ&A」も随時掲載しています。 

 



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