2018年1月31日(水)
基地反対の稲嶺さんね
名護市長選 山下氏訴えに市民納得
大激戦の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で、辺野古新基地反対を貫く稲嶺ススム候補=現=を何としても押し上げようと、日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員は30日、立憲民主党副代表の近藤昭一衆院議員、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子、伊波洋一両議員らと市内各地で稲嶺必勝を訴えました。
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山下氏は、新基地はアメリカの新たな戦争の出撃拠点になり、日本や沖縄が侵略戦争に巻き込まれる危険が大きくなると述べ「沖縄戦の悲劇から、二度と戦世(いくさゆ)にしないとの平和の願いを頑として譲らずに頑張っている稲嶺市長で、平和な名護を一緒に守りましょう」と気迫を込めました。
山下氏は、相手候補から声をかけられているという女性3人と対話に。新基地について「いまの工事は埋め立てではなく護岸工事だけ。できているのもほんのわずか。今なら市長権限で止めることができるし、元に戻せます」と語ると、61歳の女性は「そうなんだね」と納得。息子が建設関係の仕事をしているという女性(69)には、稲嶺氏が建設事業費を大幅に増額し市内の業者の仕事も増えていると説明。「子や孫の未来のためにも平和で豊かな名護を」と支持を訴えると、3人とも「ススムさんね。頑張って」とこたえてくれました。
別の地域では、母親の実家が辺野古だという女性(63)と対話に。女性は「米兵が屋根の上を歩いたことがある。新基地ができたら怖い」と言い、「友人も基地反対の稲嶺。近所にも声をかけるね」と話しました。