2018年1月30日(火)
稲嶺候補に広がる期待
名護市長選 沖縄の未来を守ろう
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沖縄県名護市長選(2月4日投票)で政府・自民党・公明党が全面支援する候補と大激戦・大接戦となっている「オール沖縄」の稲嶺ススム候補は29日、城間幹子那覇市長らの応援を受け、市内の集落を回って訴えました。
「稲嶺さんと握手したい」と小雨が降る中で演説場所に来た80代の女性や、家の外に出て大きく手を振る夫婦の姿もあり、行く先々で期待の広がりが見られました。
稲嶺候補は「辺野古に造られようとしている米軍基地は、子どもたちの未来にとって百害あって一利なしです。普天間基地(宜野湾市)の周辺では、小学校への米軍ヘリの窓の落下など多くの事故が発生している。その危険が名護市に移り、子どもたちの命を脅かすことを絶対に許してはならない」と強調。
城間市長は、新基地建設は沖縄県全体に関わる問題だとして「翁長知事を支える首長の一人として、稲嶺さんを先頭に沖縄の未来を守らせてください」と力を込めました。
車の窓を開けて最後まで耳を傾けていた女性(73)は「米軍再編交付金がなくても予算が増えていることに自信が持てた。何よりも平和を第一に考え、市民の暮らしを守るために頑張ってきた稲嶺さんを応援する」と期待を寄せました。
同日の早朝宣伝では、市議補選のアシトミ浩候補と並んで演説。「子どもたちの安心・安全を守る名護市をつくる」(稲嶺候補)、「辺野古の新基地建設を止めるため、稲嶺市長をしっかりと支えていきたい」(アシトミ候補)と決意を表明しました。