2018年1月29日(月)
共産党躍進へ各地で集い
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福島・いわき 田村副委員長
福島県いわき市の2カ所で28日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えた新春のつどいが開かれました。田村氏の話に拍手がたびたび起こり、9条改憲発議阻止、市民と野党の共闘前進、日本共産党を躍進させたいとの決意を固め合いました。
いわき北部&内郷好間(うちごう・よしま)方部後援会のつどいでは、大漁旗などが飾られ、伊東達也いわき北部会長、佐藤敏彦党いわき双葉地区委員長、吉田英策県議らがあいさつ。来賓の古市三久県議(民進党・県民連合)は「野党共闘で勝利するたたかいが必要だ。平和な国を守る政治勢力をつくらなければならないというのは、みなさんと同じ」と話しました。一昨年参院選の野党統一候補で勝利した増子輝彦参院議員(民進党幹事長)がメッセージを寄せました。
田村氏は、市民と野党の共闘に言及し「みんなでいっしょに勝つ選挙を今後もずっと挑戦し続ける。そのためには一歩踏み込んで共産党を知ってもらうことが大事だ」と双方向の「つどい」の重要性を強調しました。
同氏はまた、安倍首相の強引な改憲姿勢などにふれつつ「憲法9条が戦後果たした役割を豊かに語って、改憲阻止の世論を広げたい」と話しました。
別のつどいでは宮川えみ子県議があいさつし、いわき市の4市議、広野町の町議候補が紹介されました。
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茨城・取手 山添参院議員
日本共産党の山添拓参院議員は28日、茨城県取手市の「日本共産党新春のつどい」に参加し「安倍改憲を阻止し、憲法を生かす政治へと、大きくかじを取る1年にしよう」と呼びかけました。会場いっぱいの参加者から訴えの節々で「そうだ」の声が上がりました。
つどいには、昨年の総選挙をともにたたかった茨城3区市民連合の遠藤俊夫共同代表が参加。とりで生活者ネットワークの池田めぐみ市議からメッセージが寄せられました。
山添氏は、通常国会での安倍首相の答弁を振り返り、森友・加計疑惑、働かせ方改革、沖縄の米軍基地など「事実を認めず、聞かれたことに答えず、人の痛みに寄り添うまともな感覚すらない答弁だ」と批判しました。
安倍首相が狙う9条改憲の動きに言及し、「平和・民主主義は一度壊されてから思い出に浸るわけにはいかない」と強調。「『安倍9条改憲許さない』と、まちの空気を変えるような動きを全国津々浦々でつくっていこう」と呼びかけました。
12月の県議選で再選をめざす上野たかし県議は「若者・子どもが夢と希望を持って生きられる茨城県をつくりたい」と決意表明。教育、子育て、雇用などの課題にふれ「命、暮らし、福祉を守る県政実現を」と力を込めました。加増みつ子市議団長が県議選勝利に向けて決意を語りました。
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奈良・大和郡山 山下副委員長
日本共産党奈良県委員会と党後援会は28日、山下よしき副委員長・参院議員を迎えて、新春のつどいを大和郡山市で開き、700人が参加しました。山下氏は「参院選では共闘のさらなる前進と党躍進を勝ち取りたい。そのためには質、量ともに力のある党をつくることが必要です」と力を込めて訴えました。
山下氏は「共闘の時代の党活動・党づくり」として、共闘相手をリスペクト(尊敬)しながら、党の魅力や値打ちを大いに語ることが大切だと強調。数々の識者が「しんぶん赤旗」に登場して党に期待を寄せていることを紹介し、「躍進の土台はあります」と力説しました。
憲法9条に自衛隊を明記する安倍首相の改憲案、沖縄県で相次ぐ米軍機事故と「それで何人死んだんだ」という松本文明内閣府副大臣(26日辞任)の暴言を批判。憲法9条改悪の発議のストップ、辺野古米軍新基地建設のストップを訴えました。
4月15日告示の宇陀市議選と御所市議選、同17日告示の東吉野村議選(いずれも22日投票)、県議選の各予定候補者が決意表明。大和郡山市の上田清市長からメッセージが寄せられ、作家の寮美千子さんが応援演説に立ちました。
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高知 辰巳参院議員
日本共産党高知県委員会は28日、辰巳孝太郎参院議員を招いたつどいを高知市で開きました。
辰巳氏は、コンビニ業界最大手のセブンイレブンが不当にオーナーと労働者を搾取している問題を国会で取り上げ是正させた経験などを報告。「日本共産党は企業・団体献金を受け取っていないので、大企業の横暴を実名で批判し、政治を動かせる」と指摘。「党の躍進と、市民と野党の共同の前進で、安倍政治を倒そう」と訴え「ご一緒に世直しを」と入党を呼びかけました。
「なぜ党名を変えないのか」「どうすれば憲法9条改悪を止められるか」など司会と参加者から質問が出されました。
辰巳氏は「他党は戦前に侵略戦争に加担したので戦後、党名を変えざるを得なかったが、共産党にはその必要がなかった。また、党名には党が利潤第一主義の資本主義社会を乗り越える社会をめざしていることが示されている」「3000万署名で改憲発議を許さない世論をつくる。9条に自衛隊を明記すると、海外でアメリカと一緒に戦争することになることを理解してもらうことが必要だ」などと答えました。
初参加で高知大学2回生の女性(20)は「憲法改悪を阻止するには世論を変える必要があるという話が印象に残りました。私自身、周囲に発信できるように憲法について勉強していきたい」と話しました。