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2018年1月29日(月)

安倍「働き方改革」を批判

大門議員 なぜ残業上限100時間か

テレ朝系番組

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 日本共産党の大門実紀史国会対策副委員長は27日未明、テレビ朝日系番組「朝まで生テレビ」に出演し、「日本の経済は成長するのか」をテーマに与野党議員、識者らと議論しました。

 安倍晋三首相が国会の施政方針演説で「働き方改革」を強調し「『非正規』という言葉をこの国から一掃していく」と述べたことについて、自民党の柴山正彦副幹事長は「時間の上限規制を設ける代わりに、時間給と違う働き方で人材を流動させようというもの」と説明しました。

 大門氏は、その上限が、労働基準法で残業時間は月45時間までとされている基準を超える100時間になっていることを問題視。「なぜ100時間なのか。いま過労死の過半数が、過労死ラインとされる100時間以下で起きている」と批判しました。柴山氏は100時間の根拠を示せませんでした。

 昨年の国会で焦点になった森友学園疑惑で佐川理財局長(当時)が破棄したと答弁していた交渉記録が出てきたことについて大門氏は、「会計検査院の検査報告は具体的な内容はわからないというものだったが、(今回出てきた)記録は反映されていない。事前に出されていれば違う報告になっていたという重大な問題がある」と指摘。その佐川氏が国税庁長官になったことを首相が「適材適所」としていると述べ「納税者に資料を出せという税務署が、資料を出さない人間をトップに据えるのはおかしい」と批判しました。


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