2018年1月23日(火)
市民と野党の共闘発展させる国会に
志位氏
日本共産党の志位和夫委員長は22日、国会内での記者会見で通常国会における野党共闘について問われ、「野党と市民の共闘をさらに発展させる国会にしていきたい」と表明しました。
「最大の課題」の憲法問題については、21日のNHK討論会で、多くの野党が安倍政権のもとでの9条改憲に反対していたと指摘し、「かなり足並みをそろえてたたかえる」と述べました。
米軍新基地建設をめぐる沖縄でのたたかいについては、南城市長選で共産、民進、自由、社民、社大の共同推薦で勝利したことを紹介し、大激戦の名護市長選でも「共闘が発展するように努力したい」と表明。
「働き方改革」に対しては、安倍政権が狙う残業代ゼロ法案、裁量労働制の拡大、過労死レベルの残業合法化を認めない点で「多くの野党が一致しているように思う。協力してやっていける」と述べました。
原発問題では「それぞれの立場があると思うが、この(原自連提出の法案の)方向で野党の協力をはかり、国民的合意を得られるように努力したい」と述べました。
「(森友・加計疑惑などの)国政私物化の徹底究明では当然、協力してやっていくことになると思う」と話しました。