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2018年1月22日(月)

名護市長選 告示前ラストサンデー

稲嶺氏押し上げへ相手上回る奮闘を

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 大激戦の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で、28日の告示前最後の日曜日となった21日、新基地反対を貫く稲嶺ススム市長を押し上げようと、後援会が一丸となって、自民候補陣営を上回る猛奮闘で、宣伝・支持拡大に取り組みました。


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(写真)懇談会参加者の質問に答える稲嶺ススム市長(右)=21日、沖縄県名護市

 市内各地で懇談会が開かれ、市街地では参加者の質問に稲嶺市長が答える対話型の懇談会が行われました。「新基地建設は止められるのか」という質問に関心が集まり、埋め立て予定区域に注ぎ込んでいる美謝(みじゃ)川の水路の切り替えについて、稲嶺市長が「河川管理は名護市長の権限。市長が認めなければ埋め立て工事はできません」と解説。参加者は「へえ」「なるほど」などと感嘆の声を漏らしたり、うなずいたりしながら聞き入りました。

 稲嶺市長は知事権限なども紹介し「私と翁長雄志知事の2人がいる限り、工事はこれから先には進めません」と力説。「辺野古新基地ができれば、これから200年も基地被害に苦しめられる。子や孫たちに、『おじい、おばあたちは何をしていたの』と叱られないため、基地を止めると決めるのは私たちの大きな責任。子どもたちに自信をもって安心・平和の街を残そう」と語ると、大きな拍手が起きました。

 「工事が進み、基地ができるのは仕方ないのでは」という人でも、対話することで基地はできないと確信を持つ経験も生まれています。新興住宅やマンションが多い宇茂佐(うむさ)地域で対話を重ねている女性(65)は、知り合いに「工事が進んでいるように見せかけているだけで、全体の数%しか進んでいない。稲嶺市長が権限で止めている。ここで市長を変えてしまうと一気にやられてしまう。稲嶺市長が勝つことで今なら工事を止められるの」と話すと「そうだったんだ」との反応。自民候補支持でしたが、稲嶺支持に変わりました。「一人ひとり丁寧に声かけすることが大事」と言います。

 自民陣営は2回、3回と支持依頼を徹底するなど必死の取り組みを展開。自民候補を推薦する公明党は、創価学会員らを市内に集めました。バスや2、3人乗りの車数百台が各地から押し寄せ、市街地が渋滞しました。公明党青年局長(参院議員)も乗りこみ、若者をターゲットにシールアンケートに取り組んでいます。

 稲嶺陣営は、相手の攻勢に負けることなく全有権者に働きかけようと奮闘しています。


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