2018年1月19日(金)
核兵器禁止条約 メキシコが批准
メキシコ政府は16日、核兵器禁止条約の批准に関する文書を国連に提出しました。同国の上院議会での批准承認(昨年11月28日)を受けての措置。地元紙は17日付で「メキシコが4番目の批准国となった」と報じました。
メキシコ外務省が16日に発表した声明によると、ルイスカバーニャス外務次官が国連への提出を行ったと紹介。これによって、「メキシコは、(条約の)発効を促す国際社会の努力に加わって、核兵器のない世界の達成が可能であることを示す」と述べています。
声明は、世界には1万5000発の核兵器が存在するが、メキシコは「核兵器とその破滅的な影響から人類を解放するために引き続き努力する」との決意を表明しています。