2018年1月17日(水)
きょう阪神・淡路大震災23年
退去強要ストップへ集会
死者6434人、全半壊(焼)約47万世帯という甚大な被害をもたらした1995年の阪神・淡路大震災から、17日で丸23年を迎えました。
借り上げ復興公営住宅に住む被災者に自治体が退去を迫ってきた問題では、神戸市が20年の借り上げ期限を迎えた入居者を次々と提訴し、9世帯に明け渡しを要求。うち1世帯の裁判で神戸地裁は昨年10月、市の主張を認める不当判決を言い渡し、入居者側は直ちに控訴しました。西宮市も、提訴した7世帯に明け渡しを求めています。
一方、借り上げ復興兵庫県営住宅では県の継続入居基準から外れる入居者も含め継続入居が広く認められるようになってきているなど、押し返しています。
復興公営住宅の孤独死は昨年も64人に上り、累計で1000人を超え、1027人に達しました。
救援復興兵庫県民会議は17日、神戸市三宮の勤労会館でメモリアル集会を開催。借り上げ住宅裁判、北九州豪雨災害に関する報告と、東日本大震災・原発事故について記念講演が行われます。