2018年1月14日(日)
憲法9条守るため総力
神戸・奈良 山下副委員長が訴え
|
日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は13日、神戸市と奈良市で街頭演説し、「憲法9条を守るために、日本共産党は総力を挙げてたたかいます」と表明しました。
憲法9条に自衛隊を明記する安倍首相の改憲案について山下氏は、安保法制=戦争法によって海外で武力行使が可能になった自衛隊を加憲する危険性を指摘。国会での憲法“改悪”の発議を止めるため「9条改憲の発議は許さないの一点で力を合わせましょう」と述べ、立場を超えて3000万署名への協力を呼び掛けました。
来年夏の参院選について山下氏は「相互支援、相互推薦でなければ自民党に勝つことはできない」と強調し、野党共闘を本格的に進める考えを示しました。同時に、日本共産党の魅力や値打ちを語り、比例での躍進を勝ち取る決意を述べ「自民、公明とその補完勢力である維新、希望を少数に追い込みましょう」と訴えました。北朝鮮問題、核兵器禁止条約、沖縄の辺野古新基地建設、働き方改革についても語りました。
神戸では堀内照文前衆院議員が、過労死を容認する安倍政権の働き方改革を批判。働く人の権利を守る労働法制の抜本改正が必要だと述べ、企業・団体献金を受け取らない日本共産党の躍進を訴えました。