2018年1月13日(土)
原発ゼロ 輸出中止を 反原連が抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は12日、首相官邸前抗議を行いました。日立のイギリスへの原発新設事業に政府系機関による債務保証・投融資での支援を検討するなど原発輸出をすすめる安倍晋三政権。原発即時ゼロを求める法案が発表されるなど、再稼働・輸出に反対する世論はますます広がっています。参加者からは「首相を代えて原発ゼロへ」などの声が相次ぎました。
東京都世田谷区の女性(67)は「世界では原発や化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトが進んでいるのに、日本だけ再稼働と輸出に固執している」と批判。「ゼロをめざす法案が出てきたのは、原発再稼働に反対する国民の声があるからだ。さらに声を広げて、原発をなくしたい」と語りました。
国会正門前では、さらに市民の行動を広げようという声が相次ぎました。
毎週マイクを握っている男性は、「国会内だけでなく、国民的な議論を広げ、私たちの力で原発ゼロへ踏み出す1年にするため、力を合わせて行動を続けよう」と訴えました。
この日は、800人(主催者発表)が参加しました。