2018年1月12日(金)
辺野古 大量の車両 連日進入
市民抗議「違法工事やめよ」
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設が年末・年始の休止を経て9日以降、本格的に再開されています。
安倍政権は4年前の名護市長選直前には選挙への影響をおそれて作業を中断していました。今回は市長選告示(28日)直前にもかかわらず、なりふりかまわず継続するかまえです。工事の遅延に対する焦りの反映であり、現地で抗議する市民からは「名護市長選、沖縄県知事選で民意を示そう」の声が相次ぎました。
11日は、護岸工事用の石材やショベルカーなどの機材を積んだトラックが午前・午後あわせて計152台、米軍キャンプ・シュワブの工事用ゲートに進入。9日には282台、10日には267台という異常なペースで進入しました。
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また、海上では護岸工事も9日以降、本格的に再開。11日にはK1、N1護岸で石材を海中に投下し、延伸工事が進められていました。現場では、抗議船やカヌーが「違法工事をやめろ」などと抗議を続けました。