2018年1月10日(水)
安倍9条改憲NO! 3000万署名
「戦争はいや」 共感相次ぐ
札幌
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安倍9条改憲を断じて許さない意志を込め3000万署名を広げようと、北海道憲法共同センターは9日、「9の日行動」を札幌市で繰り広げました。
「安倍改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の横断幕やのぼりが冷たい雨にぬれる市内繁華街。道行く人に署名を呼びかけると、応じる人が次々に。
「戦争を経験しているから9条改憲に絶対反対です」というのは豊平区の女性(77)。「憲法で生きる権利が保障されているのに、それが奪われてしまいます」と憤ります。
これに先立つ「ヒバクシャ国際署名」での訴えを聞いて原爆の悲惨さがわかったという女性(19)は、戻ってきて署名しました。「話を聞いていたら、涙が出てきてしまいました。戦争は絶対にいやです。みんなが悲しい思いをすることになってしまいます」
会社員の女性(20)は「学校で憲法9条の勉強をしてきました。戦争はいけないとずっと思っていた」と語ります。
日本共産党の畠山和也前衆院議員(参院道選挙区予定候補)は、二度と戦争しないと決めたのが憲法9条だと指摘。「9条を改憲すれば、誓いを破ることになってしまう。安倍首相は『何も変わらない』と言いますが、それなら変える必要はありません」と力を込めました。