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2018年1月6日(土)

2017年 米原子力潜水艦

寄港減少も依然高水準

韓国軍と連携強化が影響か

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(写真)横須賀基地に入港した米原潜ミシシッピ(米海軍のホームページから)=2017年11月6日

 米原子力潜水艦の日本寄港が2017年の1年間で16隻58回、のべ137日に及んだことが、寄港地を抱える自治体の集計で分かりました。

 寄港地別回数は、沖縄県の米海軍基地ホワイトビーチ(うるま市)が16回(16年比4減)、神奈川県の米海軍横須賀基地が16回(同1減)、長崎県の佐世保基地が26回(同2増)となりました。

 17年の原潜寄港数は、16年の62回から4回減少。さらに滞在日数は、16年の213日から約76日減となっています。

 寄港回数・日数とも依然高い水準にあるものの、昨年と比べて大きく減少した背景として、米軍は北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射と核実験の実施により韓国軍との連携を強めている事情があるとみられます。

 米韓軍事演習が行われた10月と12月には、新型のバージニア級(全長114メートル)攻撃型原潜が横須賀基地に2隻寄港し、10月にはミシシッピが2日間滞在し、計5回寄港。12月にはテキサスが7日間滞在しました。

 最も寄港数が多かったのは、ロサンゼルス級(全長109メートル)のシャイアンの計6回で17日間滞在でした。

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