2017年12月23日(土)
全原発廃炉に 反原連抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は22日、首相官邸前抗議を行いました。この日、関西電力が大飯原発1、2号機(福井県)の廃炉を正式決定。一方で、老朽原発の運転延長、全国での再稼働へ暴走を続ける安倍晋三政権に対し、「原発やめろ、安倍やめろ」などの声をあげました。
東京都江戸川区の男性(71)は「大飯1、2号機の廃炉は当然だ。しかし、安倍政権は再稼働を止めようとしないし、新設や増設を求める意見もある。とんでもない。原発から手を引き、自然エネルギーへ転換するという世界の流れを直視すべきです」と語りました。
国会正門前エリアでは参加者がステージに登壇し、マイクを握りました。
脱原発弁護団全国連絡会の河合弘之弁護士は、四国電力伊方原発(愛媛県)の運転差し止めを命じた広島高裁決定(13日)について「火山の危険性は日本のほとんどの原発に当てはまる。さらに力をこめてたたかいを進めたい」と強調しました。
この日、700人(主催者発表)が参加しました。