2017年12月20日(水)
現憲法こそ改憲への対案
総がかり行動実行委など 議員会館前でコール
|
小池書記局長・畑野議員が参加
総がかり行動実行委員会と「安倍9条改憲NO!実行委員会」は19日夜、年内最後となる国会議員会館前行動を衆院第2議員会館前で行いました。各野党の国会議員や市民団体の代表らがスピーチし、「9条改憲の国会発議を許さない」と訴え。参加した2500人(主催者発表)は「9条壊すな」「戦争させる総理はいらない」と声をあげました。
主催者あいさつした、総がかり行動実行委共同代表の高田健さんは、安倍政権は改憲を狙っているが、世論調査でも7割が反対していると指摘。「これが民意です。改憲に対する最良の対案は、現行憲法です。そのことに確信をもって、改憲の国会発議を阻む運動を来年も広げていこう」と呼びかけました。
立憲民主党の福山哲郎幹事長、社民党の福島瑞穂副党首、沖縄の風の伊波洋一参院議員があいさつ。日本共産党からは小池晃書記局長・参院議員と畑野君枝衆院議員が参加しました。
各党あいさつの中で、立憲民主党の福山氏は、同党への支援に感謝を表明しましたが、市民と野党の共闘には言及はありませんでした。
小池氏は、「総がかり行動実行委員会をはじめとするみなさんの粘り強い運動に心から感謝する。総選挙でも、市民と野党の共闘こそが政治を動かすことが証明された。野党は自分の党のことを考えるだけでなく、市民と野党の共闘を前に進めるために何が求められているのかを真剣に考える必要がある。2018年は、年明けの名護市長選挙に勝利し、安倍9条改憲を許さない運動をさらに広げるために、日本共産党は全力をあげる」と表明しました。