2017年12月15日(金)
伊方差し止め受け入れを
愛媛 党県議が四国電に要請
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四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた13日の広島高裁決定を受け、日本共産党の田中克彦愛媛県議は14日、松山市の四国電力原子力本部を訪れ、決定を受け入れるよう求める林紀子党県委員長との連名の要請書を手渡しました。また、3号機と運転開始から35年が経過した2号機の速やかな廃炉を求めました。
田中県議は「今回の高裁決定を重く受け止め、異議申し立てなどをせず、伊方原発を廃炉にし、安心・安全な再生可能エネルギーで地域のエネルギー自給率向上に貢献してほしい」と訴えました。
応対した木村亨原子力本部エネルギー広報グループリーダーは「今回の(高裁の)決定は承服できない。速やかに異議申し立てを行う」と述べました。
田中県議はまた、県からも高裁決定の受け入れを四国電力に求めるよう中村時広知事に申し入れました。応対した県の影浦久原子力安全課長は「知事に伝えます」と答えました。