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2017年12月15日(金)

「戦争は絶対に避けなければならない」

グテレス国連事務総長が会見

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 来日中のグテレス国連事務総長は14日、安倍晋三首相と会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、国連安保理による制裁決議の完全な履行をめざす立場を強調しました。

 これに対し、安倍首相は、北朝鮮への圧力を最大限まで高めて路線転換を促す日本の立場を説明し、理解を求めました。

 グテレス氏は会談後、都内の日本記者クラブで会見し、北朝鮮問題について「誤解、誤認、あやまった計算によって、意図しないのに戦争になってしまうことは絶対に避けなければならない」と強調。朝鮮半島の非核化達成は「外交努力を通じて達成されなければならない」と表明しました。

 グテレス氏は、国連のフェルトマン事務次長が5日から平壌(ピョンヤン)を訪れ、北朝鮮高官と会談したことについて問われ、朝鮮半島の非核化を進める姿勢を伝えたとし、「今回の訪朝が解決に向けての前向きな貢献になることを期待したい」と述べました。

 また、ティラーソン米国務長官が12日に「北朝鮮と前提条件なしで対話する用意がある」と述べたことについて問われ、「非核化は平和裏に達成されなければならない」と述べました。

 グテレス氏は、今後の国連の取り組みについて、公平なグローバル化と気候変動問題の解決、共通の平和の利益のためにたたかっていくと強調しました。


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