2017年12月12日(火)
政治変える大きな民青に 全国大会終わる
9条守る運動へ 特別決議
静岡県内で開かれていた日本民主青年同盟(民青)第41回全国大会は10日、同盟員の倍加をめざすなどとする決議と、特別決議「憲法9条を守るために力をあわせよう」を採択し、閉会しました。
結語で小山農(みのる)委員長は、「共同の力で政治を変える新しい時代を切り開いたいま、青年の切実な要求、模索やエネルギーを、政治を変える力に結び付け、同盟員倍加をめざす新たな挑戦へと踏み出す歴史的な大会となった」と語りました。
同盟員倍加の提起について、「全国の仲間から待たれていた提起だと感じた」と強調。青年の願いに照らして、どんな民青をつくりたいかを議論することが大切だと指摘。討論で「要求実現、政治を変えるためにも、民青を大きくしたいという思いが語られた」と述べました。
民青や班会議の魅力を語る重ねた議論とともに、要求実現の運動が、仲間を増やす力にもなると指摘。「憲法9条改憲を阻止する運動に踏み出そう」と呼びかけ、「思いを形にするのが3000万署名だ」と話しました。
この間の活動を通じて、「倍加に挑戦する力をつけてきた」として、楽しく活動する班を増やし、一人ひとりが組織づくりの担い手として成長していこうと訴えました。
選出された役員は、次の通り(敬称略)。▽委員長=小山農(再)▽副委員長=宅田葉月(再)、中山歩美(新)▽常任委員=佐久間藍(再)、中川亜美(再)、目黒健太(再)、阿部泰樹(新)、鈴木平人(新)