2017年12月10日(日)
「占領時代そのもの」
米軍部品落下 城間那覇市長が批判
我如古市議に答弁
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沖縄県那覇市の城間幹子市長は8日開かれた市議会本会議で、宜野湾市の保育園に米軍航空機からのものと思われる物体が落下した問題について「市民・県民の不安は計り知れず、憤りを感じている」と述べました。日本共産党の我如古(がねこ)一郎市議の一般質問に答えました。
我如古市議は「米軍事件・事故が相次ぐ中、またしても人命にかかわる事故が起きた。園長も『危険な基地は閉鎖すべきだ』と強い憤りを表明している」と質問しました。
城間市長は「大変驚くと同時に『またか』と落胆の気持ちを持った」とニュースに触れたときの心境を語りました。
さらに「一歩間違えば『子どもたちの頭上に』という大惨事になりかねない事故だ。いつどこに落ちるか分からない。市民・県民の不安は計り知れず、本当に憤りを感じている。米軍の事件・事故が繰り返される現状は、過重な基地負担に起因しているのは明白。占領時代そのものだ」と述べました。
最後に城間市長は「米軍基地の整理縮小、過重な基地負担軽減に取り組む」と表明しました。
我如古市議は「オスプレイ配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地ノーの建白書の実現で、安全・安心に暮らせる沖縄県をともに目指そう」と市長らを激励しました。