2017年12月8日(金)
「服務の宣誓」指摘ふまえる
参院外防委 井上氏に佐藤副大臣
|
佐藤正久外務副大臣は7日の参院外交防衛委員会で、5日の同委員会で自衛隊員が入隊する際に署名する「服務の宣誓」を引用して副大臣の職務にあたる決意を表明したことについて「服務の宣誓を行ったのではなく、副大臣としての基本姿勢を述べたものだ」と弁明しつつ、「誤解を招いたのであれば大変遺憾だ」と述べました。日本共産党の井上哲士議員に対する答弁。
井上氏は、憲法に文民規定が明記された理由について「強力な武力を持った軍隊が政治に関与し、政治の方向をゆがめた歴史の痛苦の教訓があった」と指摘。「実力組織である自衛隊の宣誓を引用するのは不適切で、憲法の精神にも反する」と批判しました。佐藤氏は「ご指摘もふまえ、次につなげたい」と表明しました。