2017年12月7日(木)
共謀罪・秘密法廃止に
弁護士や市民が国会行動
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野党5会派によって共謀罪廃止法案が提出された6日、衆院第2議員会館前では、弁護士や市民などが国会行動を実施しました。参加者は、「これを新たなスタートにして、廃止まで運動を続けていこう」と訴え。「共謀罪は絶対廃止」とコールしました。主催は、「『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」と、「共謀罪NO!実行委員会」です。
6日は、2013年12月に秘密保護法が強行採決された日です。各団体の代表や個人が共謀罪とともに、「戦争への道をストップさせたい」「秘密法廃止の声をあげ続ける」と発言しました。
「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の高田健さんは、共謀罪廃止法案が提出されたことを喜び、「たたかいはこれからです。共謀罪を廃止し、憲法をしっかり守る政権を私たちがつくっていこう」と話しました。
「戦争に向かうような法律や動きには反対です。黙ってはいられない」と話すのは、76歳の男性。国会周辺で集会があることを知り、山梨県大月市から1人で駆けつけました。「市民の自由を抑圧する先には戦争が待っている。声をあげ続けたい」と語りました。日本共産党の藤野保史衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が国会情勢を報告しました。