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2017年11月26日(日)

北朝鮮問題

武力行使容認を批判

テレビ番組 辰巳参院議員が主張

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 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は25日未明のテレビ朝日系番組「朝まで生テレビ」に出演し、北朝鮮の核・ミサイル開発への安倍政権の対応や米軍の基地使用について与野党議員らと議論しました。

 辰巳氏は、安倍晋三首相が北朝鮮問題で、トランプ米大統領の「すべての選択肢はテーブルにある」と言う立場に賛同していることを指摘し、「韓国も中国も対話を言っているにもかかわらず、安倍首相は『今は対話ではない』と言って、事実上“武力行使”を容認している」と批判しました。司会の田原総一朗氏は「安倍首相は“武力行使”を否定していない」と指摘しました。自民党の中谷元・元防衛相は「何度も対話をして裏切られた。今は対話の時ではない」と述べました。

 田原氏は、沖縄での米軍ヘリ墜落事故の問題に触れ、米軍基地の問題で議論を求めました。ジャーナリストの布施祐仁氏は「日本政府は米国になぜ毅然(きぜん)とした態度がとれないのか」と指摘しました。辰巳氏は、北朝鮮の問題でも米軍が沖縄の基地使用を求めてきた時について、「アメリカからの先制攻撃だった場合どうするのか。日本政府ははっきり基地を使わせないというべきだ」と主張しました。

 辰巳氏は、北朝鮮が核・ミサイル開発の口実として「アメリカの核から守る」と主張していることに触れ、「7月に核兵器禁止条約が120カ国以上の賛成で採択された。自国はもちろん、日本はアメリカに署名を働きかけるべきだ」と述べ、日本がこの立場に立てば北朝鮮に核開発を放棄させる説得力を持つと主張しました。


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