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2017年11月26日(日)

自民党幹部・閣僚経験者

相次ぐ性・人種の差別発言

問われる人権感覚

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 自民党幹部や閣僚経験者から性や人種を差別する発言が相次ぎ、人権感覚が問われる問題となっています。

 竹下亘総務会長は23日、岐阜市内での講演で、天皇・皇后主催の晩さん会をめぐり、国賓が同性パートナーを伴って出席することに反対だと述べました。

 翌24日、記者団に「言うべきではなかった」と述べたものの、「私の周辺にも同性パートナーを持つ人はいる。ただ、皇室を考えた場合、日本人のメンタリティーとしてどうかという思いがあった」とも語り、問題の核心を理解しているか疑問が残ります。

 在任時に「一番のがんは文化学芸員」との暴言で批判を浴びた山本幸三前地方創生相は、アフリカとの交流に熱心な同僚議員のパーティー(23日)で、「何であんな黒いのが好きなんだ」と発言していたことが報じられ、25日に撤回しました。

 両氏の発言は、差別根絶や人権尊重を重んじる国内外の潮流から、いかに認識が遅れているかを示しました。

 同性愛やトランスジェンダー(体と心の性が一致しない状態)などの性的少数者(LGBT)は、日本で13人に1人といわれます。国内6自治体が同性カップルを公的にパートナーと認めたり、証明書を発行する制度を実施。同性パートナーを配偶者と認める企業も広がっています。

 日本以外の主要7カ国(G7)は同性婚を合法化するか、同性パートナーの権利を保障する制度をもっています。

 人種差別についても、黒人への差別発言をしたチームオーナーを、米プロバスケットボール協会(NBA)が永久追放処分とするなど、各国で重大視されています。

 自民党は10月の衆院選公約に「性的指向・性自認に関する広く正しい理解の増進」「多様性を受け入れていく社会の実現」を掲げていました。これは票を集めるための単なるスローガンだったのか。当たり前に「周辺にいる」人たちの尊厳を左右する問題だという認識の深化が求められます。

 (前田美咲)


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