2017年11月16日(木)
全国女性集会を
国賠同盟が開く畑野議員あいさつ
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は12日から13日まで、第28回全国女性交流集会を静岡県熱海市内で開きました。北海道から沖縄まで35県から96人が参加しました。
大石喜美恵女性部長が、活動を交流し、パワーアップした力で、来年3月の同盟創立50周年を迎えようと開会あいさつ。
日本共産党の畑野君枝衆議院議員がかけつけ、あいさつ。国会情勢を報告し、新しい国会で、憲法改悪を許さないたたかいを一緒にすすめていきましょうとのべました。
「時代の証言者―伊藤千代子」と題して、歴史研究家が記念講演しました。映像を交えた話は参加者の感動を呼びました。
増本一彦会長は、総選挙後の情勢にふれながら、市民と立憲野党の共同をいっそう発展させたことの重要性を強調。「女性の治安維持法犠牲者のたたかいと抵抗の歴史を受け継ぎ、広げ、平和と民主主義のための女性運動を」進めようと訴えました。活動方針について田中幹夫事務局長が報告し、当面の最大の政治課題は改憲を阻止することであり、同盟建設としっかり結合して、活動しようと呼びかけました。
全体集会では、治安維持法で父が犠牲になった安藤郁子さん、親族が準拷問死した菊池誠一さんが発言。活動交流では、5県の代表が発言しました。
13日は、四つの分散会で、活動を交流しました。