2017年11月16日(木)
9条改憲阻止 「加計」認可撤回せよ
3団体が国会行動
|
安倍政権による憲法9条改悪の阻止、森友・加計疑惑の究明、諸要求実現を求める定例国会行動が15日、衆院第2議員会館前で行われました。110人の参加者は、「9条改憲は許さないぞ」「加計獣医学部の認可は撤回しろ」と声をあげました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。
主催者あいさつで、全国商工団体連合会の鎌田保副会長は、野党の質問時間を削減しようとする自民党・公明党の姿勢は「憲法と議会制民主主義を踏みにじる暴挙だ」と批判。終戦を旧満州(中国東北部)で迎えた戦争体験者として「人生をかけて憲法9条改悪を許さず、平和を守るため全力を尽くす」と表明しました。
憲法共同センターの長尾ゆり全労連副議長は「安倍9条改憲反対の3000万署名を成功させ、“9条守れ”の圧倒的な国民の声を示して、改憲を必ず止めよう」とよびかけました。
日本国家公務員労働組合連合会の笠松鉄兵書記次長は、加計疑惑について「行政が私物化されている」と批判し、「行政と公務員制度の根幹にかかわる問題だ。公正で民主的な公務員制度の確立に向けて奮闘する」と語りました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員が国会報告を行いました。