2017年11月15日(水)
共闘広げ改憲止めよう
憲法共同センターが総会
9条改憲NO!3000万署名
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憲法を守り・いかす共同センターは14日夜、第4回総会を東京都内で開きました。安倍政権による9条改憲を阻止するため、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」への結集を強め、「改憲発議を許さない運動の先頭に立つ」と表明。改憲反対の「3000万署名」達成に全力あげることを決めました。
主催者あいさつした船尾徹さん(自由法曹団団長)は、国会のなかでは改憲派が多数を占めたが、国民は改憲に賛成しているわけではないと強調し、「国会の議席と民意にギャップがある。市民と野党の共同を広げ、改憲を阻止しよう」と呼びかけました。
日本共産党の山下芳生副委員長が国会情勢を報告。「国民のなかで、安倍9条改憲反対の揺るがぬ多数派をつくれば、改憲発議を阻止させることは可能です」と指摘し、「安倍9条改憲のねらいを明らかにし、力をあわせて何としても署名を集めきりましょう」と訴えました。
総がかり行動実行委員会の高田健共同代表があいさつし、「改憲発議を阻止するたたかいを3000万署名を通じて実現させていこう」と述べました。
採択された方針では、総選挙結果について、解散直前に市民と立憲野党の共闘に分断が持ち込まれたが、立憲民主党、日本共産党、社民党、無所属と市民の共闘がさまざまな形で前進したことを強調。
その上で、改憲派が国会で多数を占めたことから、「来年通常国会での改憲発議に標準を合わせているのは明らかだ」と指摘、「市民の運動と世論で改憲策動を押し返していこう」と訴えています。