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2017年11月14日(火)

赤旗 全国囲碁・将棋大会

囲碁・将棋 8強ハイレベル

若手の強豪が熱戦

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(写真)決勝トーナメントにのぞむ参加者=12日、東京都豊島区

 12日に東京・池袋で開かれた第54回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会の2日目は、将棋・囲碁それぞれの8強がハイレベルなたたかいを繰り広げました。

 囲碁のベスト4は全員20代以下、将棋も20代3人と30代1人がベスト4入りし、アマ棋界の“若手戦国時代”を現出しました。

 将棋では、4年前に優勝した大分代表の早咲誠和さん(44)が、惜しくも準々決勝で敗退。「今年はアマ強豪の驚くようなメンバーばかりで、ベスト8まで残れたのは頑張ったと思います」と。大分では後日、恒例の全国大会報告会があります。「去年はリーグ戦敗退だったので、今年は何とかいい報告ができそうです」と笑顔も見せました。「県も全国も運営のスタッフが手なれていて、対局に集中できます。気持ちのいい大会です」

 囲碁では、宮崎代表の山本淳さん(53)は高校生のとき以来、36年ぶりの出場です。「外科医なので、毎日手術で忙しくて、20年以上、囲碁から離れていました。50の手習いで再開したのですが、久しぶりに赤旗の全国大会にきて、レベルがすごく上がったと思います」

 囲碁の三重代表の山元学さん(29)は、囲碁を通じて知り合った19歳の女性の応援を受けて4位入賞を果たしました。「風邪でのどが悪かったのですが、ポットに紅茶を作ってきてくれて、それが力になりました」と話していました。

 将棋で3位になった愛知代表の井上輝彦さん(31)は「準決勝は逆転されて残念でした。3位決定戦は緊張が取れたおかげでのびのび指せて勝てました」と振り返りました。藤井聡太四段と同じ瀬戸市在住。「駅でよく見かけます。すごいとしか言えない活躍ですね」と、感嘆していました。

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