2017年11月14日(火)
まともな質疑時間 確保を
衆院文科委懇談会 加計疑惑 野党が要求
畑野氏、与党を批判
衆院文部科学委員会は13日、理事候補者懇談会を開き、加計学園疑惑をめぐる質疑の日程について協議しました。しかし、質問時間をめぐり与野党が対立し、引きつづき14日に理事候補者懇談会を開き、協議することとなりました。
自民党は、14日に、わずか3時間の質疑時間で与野党の時間配分を「5対5」として質疑を行う提案を示しました。
日本共産党の畑野君枝議員は、多くの国民が政府の説明に納得できないとするなか、政府・与党が疑惑の説明から逃げてきたあげく、野党質問の削減まで狙っていると批判。衆院規則45条で「委員は、議題について、自由に質疑し及び意見を述べることができる」としていることも挙げて、「野党にまともな質疑時間を確保すべきだ。1人30分は必要だ」と主張しました。立憲民主党など野党各会派も十分な質疑時間をとるよう求めました。