2017年11月14日(火)
「9条守れ」の思い続々
市民アクション事務所に封書5700通
9条改憲NO3000万署名
安倍政権による9条改憲に反対する3000万署名に取り組んでいる「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の事務所に13日現在、一般市民などから5693通の署名入り封書が届いており、9条改憲阻止の熱い思いが広がっています。
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郵送で届けられる署名は、署名用紙を載せた新聞の意見広告を首都圏中心に掲載(10月22日付「朝日」、29日付「毎日」「東京」)したのを受けて急増しました。
意見広告の署名用紙を切り抜いて本人や家族の名前を書いてきたり、8枚分をコピーして友人にも協力を求めてびっしり書いて送ってきたり。9条改憲に対するメッセージも書かれており、切実な思いが伝わってくるものばかりです。たとえば―。
「憲法を変えずに守ってきたからこそ、今の平和な日本があるものと強く確信しています」(千葉県成田市)
「選挙結果にがっかり…という声を多く聞きます。改憲の足音に不安は増すばかり。小さなことでもできるなら参加していきたい」(神奈川県横須賀市・女性)
「9条改憲反対の声が全国的に結集され、政府の思いが変えられることを信じています」(神奈川県相模原市)
民意は改憲反対
全国市民アクション運営委員の高田健さん(総がかり行動実行委員会共同代表)の話 初めて署名したといって送ってくる人も少なくありません。総選挙で改憲勢力が3分の2を占めましたが、民意は9条改憲反対が多数です。「市民と野党の共闘の力は無駄ではなかった」と声をあげている人たちが頑張って活動しています。3000万人から署名を集めるのは並大抵ではないですが、お互いの励まし合いがあれば不可能ではありません。必ず達成して安倍さんの改憲を食い止めましょう。