2017年11月12日(日)
大飯再稼働ノー
神戸 集会・デモ、原発ゼロを
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「市民の力で原発のない社会を」と、原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会などが呼びかけ、大飯原発再稼働に反対する集会とデモが11日、神戸市中央区で行われ400人が参加しました。
主催者あいさつをした「原発ゼロ!核兵器ゼロ!ゼロこねっと」の橋本銀河事務局長は、毎週金曜日夕の関西電力神戸支社前抗議行動が10日で280回になったことを報告。「これからどう生きていくのか、未来の世代に何を残すのか考えよう」と原発のない社会の実現を訴えました。
福井県小浜市の中嶌哲演・明通寺住職は、大飯原発再稼働と廃炉をめぐる関電や自治体、裁判の現状と動きを報告。原発のない社会を実現するために、福島原発事故の実態を忘れないことや原発依存経済からの脱却の道を示すこと、関電との契約見直し、大飯原発再稼働差止訴訟支援などを提起し、党派、主張を超え団結した運動を呼びかけました。
福島から兵庫県に避難してきた原発賠償ひょうご訴訟原告の伊藤伸子さんが、子どもを守る避難者の思いと現状を訴えました。制服向上委員会と山形県のフォークグループ・影法師が原発ゼロと平和を音楽と語りでアピール。大阪市の男性(42)は「仲間に誘われて来ました。アクションだけでなく、話も聞けて、とても勉強になりました」と話していました。