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2017年11月12日(日)

主張

革新懇全国交流会

共闘のさらなる発展めざして

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 「いま、私たちが政治を変える」を合言葉に、全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は「地域・職場・青年革新懇全国交流会」を18、19の両日、愛知県刈谷市と名古屋市で開催します。日本共産党は三十数前に全国革新懇の結成を提唱した政党として、交流会を大きく成功させることを呼びかけています。

改憲許さぬ一大政治集会

 革新懇の全国交流会は、2年に1度開かれてきました。時々の情勢に応じて、よりよい政治・社会をつくる人たちと政治勢力の共同をどう発展させるか。それを参加者がともに探求し、統一戦線運動を切りひらいていく場です。

 前回(2015年)の開催地・千葉県の柴田英二革新懇事務局長は次のように振り返ります。「2年前に本県で開催し、全国の運動に県内の参加者がふれ、刺激を受けました。その後の地域革新懇や市民連合の結成・発展につながりました」。今回も、政治革新を展望しながら草の根の地域や職場で共闘のかなめの役割を果たす革新懇運動の意義を見いだせるでしょう。

 10月の総選挙では、野党統一候補が3小選挙区で当選した新潟県をはじめ、全国各地の革新懇は「市民と野党の共闘」の実現・勝利に貢献しました。全国交流会が、そうした経験の交流の輪を広げ、新たな運動の出発点になることを願ってやみません。

 「『市民と野党の共闘』の新たな発展を。安倍内閣を倒そう。憲法9条を守り抜こう」。全国革新懇が今回の交流会で掲げるスローガンです。安倍晋三政権の暴走政治の危険は、総選挙後もいっそうあらわになっています。そのことは、安倍首相が、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐって対話による解決を拒否し、世界で孤立するトランプ大統領との一体感を演出した、日米首脳会談ひとつとっても明らかです。総選挙で改憲勢力が議席の多数を占めたことを機に、憲法9条を変えることを虎視眈(たん)々(たん)と狙っています。

 今度の交流会は、安倍政権を打倒し、9条改憲をやめさせるため、革新懇に結集する勢力と広範な市民運動が連帯を深める一大政治集会としての色彩を強めています。18日に刈谷市総合文化センターで行われる全体会での連帯あいさつや特別発言も、それにふさわしい顔ぶれがそろっています。首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、総がかり行動実行委員会の高田健さん、市民連合の広渡清吾さんが連帯あいさつをします。日本共産党の志位和夫委員長が「野党共闘について」、一橋大名誉教授の渡辺治さんが「9条改憲阻止のたたかい」、オール沖縄会議の渡久地修さんが「沖縄のたたかい」をテーマにそれぞれ特別発言を行います。19日に名古屋市内で行われる分散会と特別分科会、職場と青年の両分科会での交流にも、期待が高まっています。

豊かな経験交流を力に

 「いよいよ、革新懇の全国交流会。ほぼ毎回参加していますが、全国の豊かな経験が交流されて、とても力になります。総選挙直後となった今回はどんな話を聞けるか。しっかり学んできます。…ぜひ、ご参加ください」。近畿地方から参加予定の人はフェイスブックでこう意気込みを発信しています。交流会を成功させ、「共闘」をさらに発展させましょう。


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