2017年11月12日(日)
原発ストップへ連帯
市民と野党 国会前集会
反原連
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東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から6年8カ月となった11日、首都圏反原発連合(反原連)は、「GENPATSU ZERO 反原発☆国会前集会」を開きました。約1000人(主催者発表)の参加者が「安倍晋三は原発やめろ」「再稼働反対」の声を響かせました。
主催者あいさつした反原連のミサオ・レッドウルフさんは、原発の再稼働・運転延長に突き進む安倍政権を批判。「原発はいらないという国民の圧倒的多数を代表し、“原発いらない”の声をたゆまずあげ、市民と野党で連帯して一日も早く原発を止めましょう」と呼びかけました。
「再稼働・原発輸出反対」「原発ゼロ」のプラカードを持った参加者を前に、映像作家の鎌仲ひとみさん、元経産省官僚の古賀茂明さん、社会学者の小熊英二さんら学者・文化人、市民団体ら幅広い人々がスピーチ。日本共産党、立憲民主党、民進党、社民党、自由党の国会議員らがマイクを握りました。
鎌仲さんは、原発被災者の切り捨てを批判し、再稼働を許してはならないと訴え。「核武装国インドへの原発輸出に反対する市民ネットワーク」世話人の福永正明さんは、「広島、長崎、福島と核の被害を受けた日本が、インドにもどこにも原発を輸出してはならない」と述べました。
国際環境NGO「FoE JAPAN」の吉田明子さんは「原発推進派は“日本には資源がない”というが太陽光、海洋など豊富な資源がある」と反論。「エネルギー政策を私たちの手に取り戻そう」と語りました。
日本共産党から藤野保史、畑野君枝の両衆院議員と吉良よし子参院議員がスピーチし、「市民と野党の共闘でこそ政治を変えられる」(藤野氏)と呼びかけました。