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2017年11月8日(水)

“名護市政・経済に新基地は不要”

稲嶺市長、3選へ決意

事務所開き 「オール沖縄のうねりを」

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(写真)県内全域から集まった500人を前に決意を語る名護市の稲嶺進市長(右端)=6日、沖縄県名護市

 来年1月28日告示の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で3選を目指す稲嶺進市長の事務所開きが6日夜行われ、県内全域から500人が参加しました。

 稲嶺氏は「(来年)11月の知事選までオール沖縄のうねりをさらに大きく、強く、強固なものにしていこう。第1段階の名護市長選をクリアするため力を貸してほしい」と訴えました。

 自主財源で予算規模を増やし、暮らしや福祉を充実させた2期8年の実績に触れた稲嶺氏は「自立する市政、経済に辺野古(新基地)はいらない。未来を創造し、次の世代につなぐことができる、おとなでありたい」と述べ、拍手と指笛に包まれました。

 金秀グループの呉屋守将会長も「辺野古を含めて、沖縄にこれ以上の米軍基地を集積させることは、経済上、百害あって一利なし」と述べました。

 那覇市の城間幹子市長は「衆院1区の赤嶺政賢さんと遊説し、前回より約3千票伸ばした。県都でたくさんご理解いただいた。このパワーを名護市長選に送りたい」と語りました。

 5人のオール沖縄衆参国会議員があいさつし、4区で惜しくも敗れた仲里利信元衆院議員も「ウチナーンチュの心を示すために、4年前の名護市長選と同じようにスピーカーを持って遊説で頑張る」と決意を語りました。

 翁長雄志知事もあいさつしました。


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