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2017年11月5日(日)

普天間基地 深夜騒音2.7倍に急増

沖縄防衛局調査 米軍の訓練が激化

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グラフ:普天間基地周辺の深夜・早朝(午後10時〜午前7時)の騒音発生回数

 沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)周辺での2016年度中の深夜・早朝(午後10時〜午前7時)の米軍機による騒音発生回数が、前年度比2・7倍と急増していることが、防衛省沖縄防衛局が実施した測定の結果から分かりました。

 このほど沖縄防衛局がまとめた16年度の航空機騒音自動測定装置による測定結果によると、普天間基地周辺の騒音発生回数は、2万3902回と、前年度に比べ1786回増加。うち、深夜・早朝の騒音は、前年度の167回から451回へと激増しました。

 また、米空軍嘉手納基地(嘉手納町、沖縄市、北谷町)周辺での同様の調査結果によると、全体の騒音発生回数は11万667回と、前年度から1万5930回減少しましたが、うち深夜・早朝の騒音は6232回と561回増加しました。

 午後10時から翌朝6時までは、日米間の合意による航空機騒音規制措置で飛行が制限されていますが、騒音の増加から、米軍の夜間訓練が激化している様子がうかがえます。

 特に、垂直離着陸機MV22オスプレイについては、沖縄防衛局が9月に公表した16年度の普天間基地での飛行状況調査によると、午後10時から翌朝6時までの離着陸回数が計116回と、前年度に比べ1・7倍となっています。


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