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2017年11月5日(日)

女性の願いに応えて改憲許さぬ共同広く

新婦人全国大会始まる

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 新日本婦人の会(新婦人)は4日、東京都内で全国大会を開きました。あいさつに立った笠井貴美代会長は、9条改憲策動を強め、核兵器禁止条約に背を向ける安倍政権に対抗して、女性とともに運動を進め、力を発揮してきたことを強調。「くらし、平和、ジェンダー平等への女性の願いに応えて、班から9条改憲発議を許さない国民多数派をつくるダイナミックな仲間づくりを全国で広げよう」と呼びかけました。


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(写真)各地の取り組みが報告された新婦人全国大会=4日、東京都内

 大会議案を提案した高杉しゅん事務局長は「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」「ヒバクシャ国際署名」の推進など平和を守る運動をはじめ、切実な要求の実現に力を合わせようと訴え。若い世代がつながり、仲間を増やす取り組みを広げようと提案しました。

 討論では、禁止条約に結びついた核兵器廃絶を求める運動をはじめ、憲法9条を守り、安倍政権の退陣を迫るレッドアクションなど全国の活動を交流。女性・市民と野党の共闘を広げ、新婦人をさらに大きくしようとの決意が相次ぎました。

 沖縄県本部の代表は総選挙で「オール沖縄」のたたかいのなかで、仲間を増やしたと報告。新潟県本部の代表は、市民と野党の共闘を進め、広範な運動を広げる新婦人が注目され仲間を広げていると発言しました。

 核兵器廃絶の課題では広島県や岐阜県本部の代表が原爆パネル展や署名、意見書採択、宣伝を進めてきたことを紹介し、「核兵器禁止条約採択の歴史的ページを開いたのは私たち。条約に参加する政府をつくろう」と訴えました。

 日本共産党の小池晃書記局長、全労連の小田川義和議長、農民運動全国連合会の笹渡義夫会長が来賓あいさつしました。大会は5日まで開かれます。


一番元気 パワフル

小池書記局長があいさつ

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(写真)あいさつする小池晃書記局長=4日、東京都内

 日本共産党の小池晃書記局長は4日、新日本婦人の会全国大会であいさつしました。

 新婦人は「日本で一番元気、世界で一番パワフル」と切り出した小池氏は、総選挙で新婦人が「女性の政治参加と共同を広げるために奮闘した」と述べ、逆流を乗り越えて前進した市民と野党の共闘をさらに発展させていく決意を語りました。

 安倍政権の暴走政治を許さないたたかいを呼びかけ、「安倍政権と補完勢力による憲法9条破壊を許さないという一点で力をあわせよう」と訴えました。

 新婦人が創立以来、「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守る」ことを掲げて運動してきたことが核兵器禁止条約に実を結び、乳児医療の無料化など切実な要求を実現させてきたことに言及。「女性の悩みや願いに寄り添い、ともに行動する新婦人の役割が輝いている」と述べ、組織的前進と安倍政権打倒へ力を発揮してほしいとエールを送りました。


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