2017年11月3日(金)
野党質問時間の削減撤回を求める
志位氏
日本共産党の志位和夫委員長は2日の記者会見で、与党側が野党の質問時間を減らす提案をしていることについて問われ「民主主義を壊す暴論であり、撤回すべきだ」と述べました。
志位氏は質問時間の配分について、自民党は野党時代に、野党の時間を増やすよう要求していたと指摘。この経過について、石破茂元自民党幹事長による「(野党時代の発言を)忘れたかのような発言はまずい。質問している野党の向こうには、投票した国民がいる」(「朝日」1日付)との発言が報道されていることに触れ「その通りだ。自身が提案した内容を自分で覆すのは理屈が立たない。議院内閣制との関わりでも、国政調査権の行使の点でも、野党側に多くの質問時間を保障するのは当然だ」として、従来通りの時間配分にすべきだと主張しました。