2017年11月2日(木)
国政の私物化・暮らし・9条改憲問題
共闘強め論戦進める
NHKインタビュー 小池書記局長が発言
日本共産党の小池晃書記局長は1日、特別国会の召集を受けて国会内でNHKのインタビューに答え、国会内での野党共闘をさらに強めていく必要があると述べ、「森友問題、加計問題の解明は全くできていない。この問題を徹底的に追及していかなければいけない。さらに、選挙が終わるやいなや暮らしの問題では医療・介護の負担増が出てきており、これを許さないたたかいも重要だ。何よりも、憲法9条を改悪する発議を許さない。野党と市民連合の政策合意のなかで“いの一番”で憲法の問題を確認している。足並みをそろえて頑張っていきたい」と表明しました。
小池氏は、総選挙では安倍政権のもとでの憲法9条改悪反対で一致した市民と野党の共闘の効果がはっきり出たと強調。「共闘勢力が議席を増やし、立憲民主党が野党第1党になった。この民意を安倍政権もしっかりと受け止めるべきだ。やすやすと改憲を許すような国会ではない。国民の多数が安倍9条改憲を認めていないことははっきりしている」と指摘しました。
小池氏は、自民党が当初、特別国会の会期を8日間にしようと狙っていたが、野党の声に押されて39日間になったと述べ、「衆参での代表質問や、予算委員会での質疑を通じて、市民と野党の政策合意にもとづく議論を進めていきたい。国民のみなさんに野党に任せていきたいなと思っていただける論戦をやっていきたい」と語りました。